勘違いの軌道修正はお早目に

前回は、
金融機関にとってあなたの「お金へのこだわり」なんて
微塵も興味がない。
といったことをお話ししました。

今回はその続きで「勘違い」についてです。

勘違いが強すぎると何も言えなくなる。

ということをお伝えしたいです。

昔、私のところに「資金調達をしたい」という女性が相談に来られました。
私自身、そういったお仕事をしているわけでもありませんし、
ただ、数年早目に創業をしたというだけのことでしたから、
お話聞くだけなら聞いて、あとは税理士先生におつなぎしようと、
そういうことで話を聞きました。

すると開口一番。
「金融機関からお金を借りるのは嫌だ」
ということを仰るのです。

おやおや。
どうしたのかな。
ちょっと困ったぞ。

ということでもう少し話を聞いてみることに。
そこでとても真っ当な質問を。

私「それはどうして?」
相談者「金貸しの人に借りたら借金と一緒だから」

ということで、
どうやら「借金」というものに対してのコンプレックスがある様子。

私「じゃぁどうやって資金調達をするの?」
相談者「出資してもらうんです」

ほうほう。それは凄い。
続く言葉。

相談者「もらったお金で事業をした方が良いです」

ほうほう。確かにもらえるものならもらいたいよね。
この人は物凄くビジネスセンスのある人か、
その逆かなのかもしれません。

よし。もうちょっと聞いてみよう。

私「で、誰から出資してもらおうと考えているの?」
相談者「太田さんに紹介をしてほしいんです!
    私のビジネスにお金を出してくれて、
    口出しをしないような出資者を!」

は?
なんたる人任せ!(笑)

「マネーの虎」の観すぎじゃ!!

うちはそういうお店じゃないですよ。

といったことをやんわりとお伝えさせていただき、
やんわりとお帰り頂きました。

そのビジネスというのも聞こうとしたのですが、
「私のビジネスモデルは特殊なので人には話せない」だから、
「そこら辺も理解してくれてあまり聞かない人が良い」だそうで。

いやいやいや、
もうこの時点で無いから!!

という物凄い「マネーの虎」。
しかも若干緩めの虎が居る日の「マネーの虎」。

周りの虎が「ちょっと甘やかしすぎなんじゃないの?」
という言葉を振り切って「僕はこの人が好きなんですよ」とか、
「賭けてみたいって思ったんですよ」とか言っていただけた、
その日の虎が今ここに居ます。

ぐらいの勢い。

いや、内容を話せないということだからそれ以前の問題か。

多分、そういった番組を観たのかもしれないですね。
「そういうのが普通だ」と思いこんじゃったような感じでした。

胸に7つの傷があった時点で、
北斗神拳が使えるようになっています。

ぐらいの勘違いです。

気を付けましょう。

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